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KOBEMAG®の品質は、お客様の様々な要求に応えます
品質特性
01
平端部の耐食性
平面部の耐食性比較(塩水噴霧試験による赤錆発生時間。無処理)

KOBEMAG®の耐食性は、溶融亜鉛めっき鋼板に比べ10~20倍
溶融亜鉛-5%アルミニウム合金めっき鋼板に比べ5~8倍
平坦部の耐食メカニズム
■端面部の耐食メカニズム
02
切断端面部の耐食性

KOBEMAG®は、優れた端面耐食性を発揮します。


(板厚:3.2mm、めっき付着量:120/120g/㎡、無処理)
03
曲げ加工部の耐食性

KOBEMAG®は、優れた曲げ加工部耐食性を発揮します。


(1t、180°曲げ、板厚:3.2mm、めっき付着量:120/120g/㎡、無処理)
04
後めっきとの比較
溶融亜鉛めっき(HDZ55:JIS H8641)とKOBEMAG®の耐食性比較(塩水噴霧試験)

KOBEMAG®は、溶融亜鉛めっきの1/6程度のめっき付着量で同等以上の耐赤錆性を示し、後めっきの代替候補となる防錆技術であることを示すデータを保有しております。


  • 塩水噴霧試験後の外観(平坦部)
  • 塩水噴霧試験後の外観(切断端面部)

『KOBEMAG®』は、日本製鉄株式会社において同社審査証明技術「ZAM®」と同一の設備でめっき製造された製品であり、めっきの「物理特性」、「耐食性」等の性質・性能は「ZAM®」と同等です。「ZAM®」は以下の2種類の審査証明を有しております。
・建設技術審査証明(建築技術) (一財)日本建築センター
・建設技術審査証明(土木系材料・製品・技術、道路保全技術)※同審査証明は「ZAM®」に審議・交付されたものであり、「KOBEMAG®」について証明したものではない。

05
屋外暴露試験
屋外暴露試験によるめっき層の腐食減量

KOBEMAG®は、溶融亜鉛めっきの約4倍の耐食性を示しています。(8年の暴露結果による)


06
後塗装性
塗装材の耐食試験後の外観(クロスカット部)

KOBEMAG®は、他のめっき鋼板よりも塗装後の耐食性が優れています。


07
耐薬品性
耐酸・アルカリ性

KOBEMAG®は、酸・アルカリ水溶液中では亜鉛系めっきと同様の腐食挙動を示します。


  • 酸・アルカリ水溶液中での各種めっき鋼板の腐食減量(板厚:2.3mm、めっき付着量:80/80 g/㎡、無処理)

    試験方法

    • 溶液:Na2SO4を1g/L含む水溶液を基本液として、酸性側はH2SO4を、アルカリ側はNaOHを添加して、pHを1~14に変化させました。
    • 各pHに調整した30℃の溶液中に各試験片(n=3)を 24h浸漬し、腐食減量を求めました。なお、試験片端面および裏面はシールを施しました。

耐アンモニア性

KOBEMAG®の耐アンモニア性は、溶融亜鉛めっきや、溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっきに比べて優れています。


  • アンモニア水中での各種めっき鋼板の腐食減量

    試験方法

    • 22℃の5%アンモニア水に24時間浸漬し、腐食減量を測定しました。 なお、試験片端面および裏面はシールしています。

08
浸漬電位
KOBEMAG®と後めっき(HDZ)の浸漬電位

⚫︎KOBEMAG®⚫︎後めっき(HDZ)は、ほぼ同等の浸漬電位を示します


  • 各種溶液中における浸漬電位(1h浸漬後)

  • 浸漬電位測定水溶液
    水溶液中に1h浸漬して浸漬電位がほぼ安定したことを確認後に測定
    ※1)5%NaCl(10L)+HNO3(12mL)+H2SO4(17.3mL)、pH調整はNaOHによる
    ※2)0.1%NaCl水溶液にH2SO4を加えてpH4に調整
<参考>密閉型堆肥舎内の暴露試験結果(5年)

KOBEMAG®は溶融55%Al-Zn合金めっきよりも優れた耐食性を示しました。
(平坦部、曲げ加工部、切断端面部のいずれにも赤錆発生なし)


09
摺動特性・加工性
KOBEMAG®の摺動特性

KOBEMAG®はめっき層が硬質で滑らかな表面をしていることから、優れた摺動特性を有します。


  • 各種めっき鋼板の動摩擦係数


  • 摺動試験条件
KOBEMAG®の加工性

KOBEMAG®は他のめっき鋼板よりも優れた絞り加工性を有します。


  • 各種めっき鋼板の限界絞り比(L.D.R.)


  • 絞り加工条件

  • 試供材
10
各種認定
JIS認定書

KOBEMAG®は、日本工業規格 JIS G 3323(溶融亜鉛-アルミニウム-マグネシウム合金めっき鋼板及び鋼帯)に適合していると認定された商品です。


建築基準法認定書

KOBEMAG®は、「建築基準法第37条第二号」の規定に適合するものとして、国土交通大臣認定を取得しています。


建設技術審査証明書(2019年11月21日取得)

KOBEMAG®は、「後めっきの6分の1程度の付着量で同等以上の耐食性を有する」ことから「後めっきの代替が可能である。」ことが示されています。


住宅の品質確保の促進等に関する法律特別評価認定書

日本製鉄株式会社(当時は日新製鋼株式会社)が、平成17年に「溶融亜鉛-6%アルミニウム-3%マグネシウム合金めっき処理を講じた鋼板」にて「品確法」の規定に基づき日本住宅性能表示基準に従って表示すべき劣化対策等級(構造躯体等)の特別評価方法について国土交通大臣認定を取得しています。KOBEMAG®は同一のめっき組成となっており、同認定が適用されます。

公益財団法人 日本住宅・木材技術センター性能認定書

KOBEMAG®は、「木造建築物用接合金物認定規程第4条第1項及び2項」の規定に適合するものとして、(公団)日本住宅・木材技術センターの性能認定(防せい防食)を取得しています。


建築基準法認定

KOBEMAG®は、「建築基準法施行令第67条第1項、第2項」の規定に適合するものとして、国土交通大臣認定を取得しています。


11
補修塗装

アーク溶接やスポット溶接によりめっき層が消失(溶融、蒸発)した部位は耐食性が劣化しますが、適切な補修塗装を行うことで良好な耐食性が得られます。また補修塗装には、Zn-Al系塗料を推奨します。



  • 補修塗料例(溶剤系)

  • 溶剤系補修塗料以外の補修アイテム
12
溶接材料

推奨する弊社溶接材料のお問い合わせについては
コベルコ溶接テクノ株式会社
CS推進部 CSグループまでご連絡下さい。
Tel:0466-20-3000 Fax:0466-20-3010

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